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「一緒にノートを作りませんか?」筆者の使っている筆記用具を紹介!万年筆編

その他

本記事の内容

本記事は筆者が普段使っている筆記用具、特に万年筆について紹介する記事です。
筆者が実際に使っている万年筆とその周辺の道具について紹介します。

一緒にノートを取って勉強しませんか?

筆者の思想としては「勉強するときは紙とペンでやりたいな」と思っています。
とはいえ、このブログを読んでいただいている方は「おめえ、iPad使ってるじゃねえか」と思うかもしれません。
確かに使っています。
便利ですよね!

しかし、筆者は実際に研究するときやら勉強するときは紙とペンで行っています。
紙とペンを使う理由は、

  自分が「いつ、どのように考えてその結論に至ったのか、その結論に至るまでどのように試行錯誤したか」ということが記録として残るから。

です。
筆者の場合、iPadなどの電子媒体でノートを作ろうとすると、まとめノートを作ることになります。
つまり、「この方法ではダメだな」とか「間違ったな」という部分は消してしまいます。
簡単に消せますし。
しかし、数学をやる上で重要な要素と思っているのは「試行錯誤している記録」だと思っています。

iPadだとそういう記録はつかない(つけない)ので、同じような問題に再度出会ったとき「過去ではこの方法でうまくできた」という事実しかつかめません。
しかし、試行錯誤の記録を残しておくことで「〇〇という理由で、この方法ではダメだったんだ。でも、今回はもしかしたらこの方法が使えるかもしれない。」と思えるわけです。
そういう意味で試行錯誤の記録は多いに役立つと思っています。

とどのつまり、

  「成功の経験よりも失敗の経験の方が役立つ」

と思っているからです。
これはあくまで筆者がそういう思想だ、というだけです。
勿論iPadで同じこともできますし。

筆者が使っているのは万年筆です。

「なんでボールペンじゃないの?高いじゃん、万年筆。」と思うかもしれません。
正しいです。
恥ずかしながら、筆者が最初に万年筆を使おうかな、とおもったのは単に「カッコいいじゃん」と思ったからです。
しかし、調べていくうちに「毎日使うモノにこだわるの自然なんじゃないか?」と思ったわけです。
さらに万年筆の特徴を調べていくとなおのこと「こりゃ使うのはアリだな」と思いました。
そこで、筆者が知っている万年筆の特徴を列挙します。

万年筆の特徴

1. 書くときに力が不要

これはよく知られていると思います。
筆者は最初「本当かよ」と思っていましたが、実際に使ってみて本当だと分かりました。

万年筆を使うようになって手の疲れが軽減されました。

2. 書けば書くほど自分の筆跡に合った形にペン先が変形してくれる

万年筆のペン先は金属です。
金属ですので、力を加え続けると徐々に変形します。
(勿論、ペン先を机に叩きつけたりすると変形どころか壊れちゃいますけどね。)
その変形が自分の筆跡に段々と寄った形への変形なのです。

要は、万年筆は書けば書くほど書きやすくなる、ということです。
これはボールペンと大きな違いです。
さらに、筆者の感覚としては、この変形によって字がペンよりも上手に書ける気がします。

3. 余計な筆記用具を買わなくて済む

万年筆を一度使うと、もうボールペンには戻れないな、と思っています。
先に述べたとおり、万年筆は書けば書くほど書きやすく変形してくれるので、「もっと書きやすいペンは無いかな」と探さなくなります。
そういう意味で、万年筆を一本持っていると余分にペンを買わなくなります。

4. やる気が出る

これは個人差がありますが、筆者は文字が書くことが楽しくなって勉強がはかどりました。

5. ペン先の細さも選べる

実は、万年筆のペン先には太さがあります。
よく漢字を書く日本人なら細め、アルファベットをよく書く人なら太めがいいと言われています。
ただ、これは太いのと細いのどっちが好きなのか、という単に好みの問題です。

でもお高いんでしょ?

一般的なペンと比べると確かに高価です。
とはいえ、ピンキリです。
10万円以上するような万年筆もあれば、数千円で済む万年筆もあります。
しかも、高ければ使いやすいというわけではありません。
基本的に、万年筆の値段の殆どがペン先の値段です。
高い万年筆の場合、ペン先以外の装飾などにお金がかかるため高いです。

従って、しっかり選べば比較的安価であってかつ書きやすい万年筆が手に入ります。

比較的安価でかつ筆者がおすすめの万年筆は後で紹介します。

お手入れとか大変なんでしょ?

全然大変じゃありません。
毎日毎度お手入れが必要というわけではありません。
お手入れと言っても基本的にはコップ一杯の水にペン先を一晩漬けておくだけです。

ね?簡単でしょ?

左利きなんだけど…

大丈夫!左利き用の万年筆もあります!
ただ、右利き用に比べて種類は少ないので、予めリサーチしてから店舗に行ったほうがいいと思います。

筆者が使っている万年筆紹介!

こだわりたい人におすすめ!スタイリッシュな万年筆「パイロット キャップレス万年筆 FC18SRBMEF 極細字」

最も使っている万年筆がこれです。
なんといってもノック式というのが非常に使い勝手が良いです。
さらにパイロットはインクにもこだわることができます。

他にもいっぱいあります。
ちなみに筆者は月夜を使っています。
ただ、これらのインクを使うには、コンバーターというインクを吸い上げる別売りのモノが必要になります。
各万年筆によって対応するコンバーターが違うので注意が必要です。
ちなみに、この万年筆に対応しているコンバータはこれです。

万年筆と言ったらこれでしょ!王道万年筆「パイロット万年筆 カスタム ヘリテイジ912 細字」

次に使っている万年筆がこれです。
これもパイロットです。
なぜパイロットか?というとパイロットの万年筆は日本語を書くことを前提として作られているので、ある種日本人向けの万年筆だからです。
比較的大きな字を書くときに使っています。
後は気分です。

この万年筆に対応しているコンバーターはこれです。

初めての方におすすめ!「LAMY サファリ 極細字」

これはもしかしたら見たことがあるかもしれません。
ロフトでよく見かけます。
これは筆者が初めて買った万年筆です。
最初は「4000円もすんのか…」と思いましたが、使ってみて「これで4000円は安い」と思います。

1000円くらいがいいな、という方におすすめ!安いのにすごいぞ!「パイロット kakuno 細字」

「なんかちゃちいな」と思うかもしれませんが、これも十分書きやすいです。
しかもなんと言っても1000円ほどで手に入るというのは素晴らしいです。
個人的には赤ペンや青ペンの代わりに使っています。

本当に気合を入れて大事に使っている一本。MONTBLANC(モンブラン) スターウォーカー 細字

これは思い出の一本です。
思い出と言っても、筆者が成人する年に成人祝として家族一同からプレゼントしてもらいました。
「高すぎだろ!」と筆者も思いましたが、それを上回る嬉しさがありました。
これは本当に気合を入れて大事に使っています。

こだわるならインクにもこだわろう!筆者が使っているインク達

※注意※

万年筆を買う際に注意しなければならないのはペン先の太さです。
可能ならまず店舗で試し書きをしてからネットで比較的安価に買う、ということをおすすめします。
店員さんに聞けば色々答えてくれます。
「万年筆に手を出してみようかな、と思ってるんですけど….」というと色々教えてくれます。

感動した!初めての万年筆はここで買おう!

勿論、どこで買ってもOKです。
ですが、「こんなにいっぱいあるんだ!感動した!」という店舗があります。
それが「銀座 伊東屋」です。

伊東屋オンラインストア【ギフト包装無料】
明治37年創業、文房具の銀座・伊東屋の公式オンラインストア。限定モデルの高級筆記具、オリジナル手帳、直輸入のステイショナリーなど、豊富な品揃え。メルシーポイントも利用可能で、店舗と同じギフト包装も無料です!

京都や熊本にも店舗があるようです。
本店は筆者の記憶では1フロアまるっと万年筆のフロアでした。
万年筆のあれこれが全て揃います。
店頭に並んでいる数多の万年筆は壮観でした。
万年筆を買わなくとも、一度足を運んでみてほしいお店です。

今回は筆者が使っている万年筆を列挙し、「一緒にノートを作りませんか?」と紹介する記事でした。

電子化が進む現代の流れに逆行していますが、紙とペンには紙とペンなりの良さがあって筆者は好きです。
毎日使いますし、使えば使うほど自分の形に変形してくれるので、相棒のような存在です。
これを期に万年筆を買ってみて、一緒にノートを作りませんか?

次回は筆者が使っている、万年筆によく合うノートを紹介します!

乞うご期待!コメントなどお待ちしております!
万年筆についての質問も大歓迎です!

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