本記事の内容
「結局どれがおすすめなの?」という方は
を参照してください。
本記事は本筆者が普段使っている筆記用具、特にノートについて紹介する記事です。
特に万年筆と相性が良いノートについて紹介します。
実際に筆者が使っている万年筆については以下の記事で紹介しておりますので、そちらも合わせて御覧ください。
一緒にノートを作りませんか?
筆者の使っている筆記用具を紹介!万年筆編でもお話しましたが、時代に逆行しながらも紙とペンを使う理由は
です。
勿論iPadやらでしっかり記録を残すこともできますが、筆者の場合は電子媒体に文章を残す際は試行錯誤の記録は書かずに、「うまくできた事実」、つまりまとめノートを作成したくなるので、考えるときは紙を使っています。
万年筆とノートって関係あるの?
関係あります。
勿論「こんな紙には万年筆は使っちゃダメだ!」なんていう規則はありませんので、極端に言えばノートは何でも良いです。
ただ、万年筆のインクは水性ですし、ペン先は基本的に尖っているということを考えると紙によって書き心地が変わってきます。
例えば、わら半紙に万年筆で書こうとするとインクが滲み、裏写りしてしまいます。
さらに、万年筆のペン先は細いのでわら半紙だと紙が破けてしまうことが多々あります。
これは、わら半紙は紙の表面がザラザラしているので(凹凸があるので)、万年筆のペン先が引っかかってしまうのが原因の1つと考えられます。
そういう意味で、万年筆においてはノートは書き心地と関係があります。
万年筆に合うノートの特徴は?
先の特徴に加えて、万年筆と相性の良いノートの特徴は
- 裏写りしにくい紙質
- 滲みにくい紙質
- ペン先が引っかかりにくい紙質(個人差アリ)
- 乾きやすい紙質
- (インクにこだわる方は)発色の良い紙質
が挙げられると思います。
特徴は分かったが、紙質で言われてもわかんねえよ。メーカーで教えろ。
ですよね。
どのノートにも紙質が書いてあるとも限りませんし、メーカーでカテゴライズしてみましょう。
1. 「安価がいい!」という方におすすめ!無印良品のノート
個人的にも結構おすすめなノートです。
値段も安価です。
筆者がおすすめするのは2つ。
- よく見るリングノート
- 分厚い小説みたいな形のノート
です。
ただ、前者は比較的ペン先が引っかかりやすい印象があります。
でも十分書きやすいです。
後者を強くおすすめします。
ただ、分厚いので最初の方のページと最後の方ページが書きにくいので、筆者は2つ買って、1つを台座として使っています。(後述)
後者のノートは筆者が収支のときの研究、勉強に2年間使い続けたノートです。
万年筆のインクが出すぎたときには滲んだり裏写りしたりすることがありましたが、ほとんど気になりません。
2. 「ちょっとこだわりたいな」という方におすすめ!LIFE ノーブルシリーズ
これもおすすめノートです。
紙質は裏写りしにくく、ペン先が引っかかり過ぎずサラサラ過ぎもしないという丁度良い書き心地です。
ちなみに、LIFEは老舗文房具メーカーらしいです。
他にもたくさん種類があるので、LIFEのノートのAmazonのリンクを参照してみてください!
3. 「値が張ってもこだわりたい!」という方におすすめ!アピカ プレミアムCDノート”紳士なノート”
「紳士なノート」という名前もカッコいいなと思ってます。
「俺も紳士になるんだ!」と思って買いました。
このノートは滑らかさが段違いです。
一切と言っていいほど万年筆のペン先との抵抗がありません。
サラサラ書きたい方におすすめです。
ただ、普通のノートと比べると結構値が張ります。
(ページ数は多めです。)
4. 「1枚1枚切り取りたい!」という方におすすめ!エトランジェ・ディ・コスタリカ
もしかすると、万年筆で書いた紙の枚数でいうと筆者の中で歴代で2番目に多いのがこのレポートバッドかもしれません。
大学2年生から万年筆を使い始め、大学2年生以降の講義のノートはほぼこのレポートパッドに取ったと思います。
適度な引っかかり具合、裏写りのしにくさ、滲みにくさが個人的にかなり好きです。
筆者のおすすめノート5選!
ここからは筆者のおすすめ順にノートを紹介していきます!
エントリーNo.1:アピカ Premium CD NOTEBOOK “紳士なノート”
これは先程紹介したノートです。
若干値が張るのがネックですが、書き心地は筆者の中では一番です。
Premium CD NOTEBOOKは「ペンを書き心地で選ぶように、紙も書き心地で選んでほしい」というコンセプトで作られています。
2012年には第21書い日本文具大賞希望部門グランプリを受賞しました。
用紙サイズと罫線も
- A4:横罫、方眼罫、無罫
- B5:横罫、方眼罫、無罫
- A5:横罫、方眼罫、無罫
- CDサイズ:横罫、方眼罫、無罫
- A6:横罫、方眼罫、無罫
があり、種類が豊富です。
また、薄型モデルの「Premium CD NOTEBOOK ONE」もあります。
ちなみに、筆者はA4の方眼を愛用してます。
エントリーNo.2:ミドリ MDノート 新書 方眼罫
※中身は見せられない内容でした。
正直先のPremium CD NOTEBOOKと甲乙つけ難いくらい好きなノートです。
書き心地も最高ですが、なんと言ってもデザインがシンプルで、かつノートを開いたときの段差がほぼ無く非常に書きやすいです。
ただ、若干乾きにくいためNo.2です。
用紙サイズと罫線は
- A4変形(開くとA4サイズになり、つなぎ目の段差が殆ど無い):横罫、方眼罫、無罫、ドット方眼
- A5:横罫、方眼罫、無罫、ドット方眼
- 新書サイズ:横罫、方眼罫、無罫、ドット方眼
- 文庫サイズ:横罫、方眼罫、無罫、ドット方眼
です。
先の紳士なノートに比べてサイズ展開は小さめです。
持ち歩くときには非常に重宝します。
筆者はA5の方眼を愛用してます。
エントリーNo.3:無印良品
これも先程紹介したノートです。
最初の方と最後の方のページを書くときには少々書きにくいのですが、紙の質は120円とは思えないほど素晴らしいです。
さらに、この厚手のノートがどんどん埋まっていくと嬉しくなります。
サイズが文庫サイズなので、自分だけの文庫本を書いたかのようなちょっと嬉しい感覚を得ます。
このノートは文庫サイズ、無罫のみの展開です。
エントリーNo4:コクヨ ソフトリングノート
※中身は見せられませんでした。
比較的どこでも手に入りやすく比較的安価なノートです。
書き心地はこれまでのノートよりは若干劣る気がしますが、十分書きやすいノートです。
さらにソフトリングなので、ページの縁にも書きやすいです。
加えて1ページ毎に切り取り線があるので、切り取ることも可能です。
また、乾きやすいので手にインクがつきにくいです。
用紙サイズと罫線も色々です。
- A5:ドット入り罫線、横罫、方眼、無罫
- B5:ドット入り罫線、横罫、方眼、無罫、英語学習用罫線
- A6:ドット入り罫線、ドット方眼、方眼
- B6:ドット入り罫線、ドット方眼、方眼
- A7:ドット入り罫線、ドット方眼、方眼
です。
筆者はA5の方眼を使っています。
エントリーNo.5:etranger di costarica レポートパッド BASIS
これも先程紹介したレポートパッドです。
個人的にはLAMYの万年筆と非常に相性が良かった印象があります。
裏写りもせず、書き心地もなめらかです。
ただ、ノートではないのでここではNo5.ということにしています。
万年筆を愛用の方でレポートを書く機会があれば是非このレポートパッドを使うことをおすすめします。
用紙サイズと罫線は
- A4:横罫
- A5:横罫
- B5:横罫
- A6:横罫
- B7:横罫
です。
公式サイトには横罫しかありませんでしたが、筆者は方眼を愛用していました。
結
今回は万年筆と相性が良いノートと筆者が実際に愛用しているノートを紹介しました。
色々紹介しましたが、基本的にノートはこだわらなくても良いものです。
しかし、毎日使うと思うと自分のモチベーションを上げるためにも少しこだわるのはいいことだと思います。
是非一緒にノートを作って勉強しませんか?
次回は数学の話に戻ります。
多変数ベクトル値関数を導入します。
乞うご期待!コメントなどお待ちしております!
万年筆、ノートについての質問も大歓迎です!
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