本記事の内容
本記事は、基本情報技術者試験におけるシステムの構成要素分野の練習問題及びその解答を列挙する記事です。
本記事を読む前に、システムの構成要素についての記事を読んでいただければと思います。
「処理の仕方」によるシステムの分類~クライアントサーバーシステム、3層クライアントサーバーシステム、Webシステム~
...
処理の仕方によるシステムの分類
問題(平成28年度出題)
3層クライアントサーバーシステム構成で実現したWebシステムの特徴として、適切なものはどれか。
3層クライアントサーバーシステム構成で実現したWebシステムの特徴として、適切なものはどれか。
- HTMLで記述されたプログラムをサーバー側で動作させ、クライアントソフトはその結果を画面に表示する。
- 業務処理の変更のたびに、Webシステムを動作させるための業務処理アプリケーションをクライアント端末に送付し、インストールする必要がある。
- 業務処理はサーバー側で実行し、クライアントソフトはHTMLの記述に従って、その結果を画面に表示する。
- クライアント端末には、サーバー側からのHTTP要求を待ち受けるサービスを常駐させておく必要がある。
答え
3「システム構成」によるシステムの分類
問題(平成31年度出題)
冗長構成におけるデュアルシステムの説明として適切なものはどれか。
冗長構成におけるデュアルシステムの説明として適切なものはどれか。
- 2系統のシステムで並列処理をすることによって性能を上げる方式である。
- 2系統のシステムの負荷が均等にあるように、処理を分散する方式である。
- 現用系と待機系の2系統のシステムで構成され、現用系に障害が生じたときに、待機系が処理を受け継ぐ方式である。
- 一つの処理を2系統のシステムで独立に行い、結果を照合する方式である。
答え
4システムの性能指標
問題(平成30年度出題)
システムのスケールアウトに関する記述として、適切なものはどれか。
システムのスケールアウトに関する記述として、適切なものはどれか。
- 既存のシステムにサーバを追加導入することによって、システム全体の処理能力を向上させる。
- 既存のシステムのサーバの一部または全部を、クラウドサービスなどに再配置することによって、システムの運用コストを下げる。
- 既存のシステムのサーバを、より高性能なものと入れ替えることによって、個々のサーバの処理能力を向上させる。
- 一つのサーバをあたかも複数のサーバであるかのように見せることによって、システム運用コストを下げる。
答え
1システムの信頼性指標
問題(平成24年度出題)
図のような、稼働率\(P\)のシステムで構成された多重化システム全体の稼働率を表す式はどれか。
図のような、稼働率\(P\)のシステムで構成された多重化システム全体の稼働率を表す式はどれか。
- \(1-(1-P)(1-P^2)^2\)
- \(P\{1-(1-P)^4\}\)
- \(P\{1-(1-P^2)\}^2\)
- \(P\{1-(1-P^2)^2\}\)
コメントをする